デュカンダイエットの第4フェーズ維持期について

第二段階もしくは7日間サイクルダイエットを継続して目標体重に達し、第三段階であるリバウンド防止期を終了後、第四段階維持期に移ります。
 
 
第三段階は減量キロ数に応じて期間が変わってきます。1キロ減につき10日なので、3キロ減なら1ヶ月、6キロ減なら2ヶ月、9キロ減なら3ヶ月、12キロ減なら4ヶ月…となっていきます。
 
 
それが終了した後、ようやく念願かなってダイエットが終了です。
 
そこであなたは、まさしく新しく生まれ変わったのです。
 
体型がスマートになったのに合わせ、脳のセットポイントも設定が完了し、制御装置である脳の方でも、あなたの体重は新しいものにいれかわっています。
 
それにより、脳が自動的に食欲と満足感を調整し、代謝を調整し、あなたの新しい体重以上にも以下にもならないように調整してくれるのです。
 
 
ただし、暴飲暴食は禁物です。暴飲暴食をすると、セットポイント設定後でも太ってしまいます。
 
太っていた頃の古い記憶が呼び起こされ、そちらへと引っ張られてしまいます。
 
かつて太っていたことは、無かったことには出来ません。それは、表面化に潜んでいます。
 
 
デュカンダイエットは、もともとかなりの肥満の人の減量用に考えられました。肥満による健康問題改善のため、そこでは20キロ30キロ、またそれ以上の減量も、当然行われています。
 
この第四段階はそのような、大幅な減量を経て、名実ともに生まれ変わった人が、どうやってそれを一生維持するか、ということに対する答えなのです。
 
 

第4段階の方法

 
 
テキストの58頁以下を参照して下さい。
 
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スマートな体を維持するために一生実践すべきこと4つ

1.一日20分歩くこと

2.おかわりはしないこと

3.オーツ麦のふすまを一日スプーン3杯摂取すること

4.週に1日、タンパク質食材のみの日を設けること

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一度肥満になったことがある人は、何もしなくてもスマートである人や痩せている人とは異なった、太りやすい癖があります。

それは生まれ持った体質だったり、食事の嗜好(こってり好き)だったり、ストレスが過食につながりやすい性質だったりします。

ですので、自分は太りやすい傾向がある、ということを常に認識していることは大切です。

デュカンダイエットを実践して痩せたあなたは、どのようにすれば痩せ、どのようにすれば太るか、実感されたこと思います。

以下の取り決めを実践しつつ、この栄養学を教養として、今後も利用して下さい。

1.一日20分歩くこと

適度な運動はすべての人にとって必要です。

健康を維持するための簡単な習慣として、一生続けることは、太らない云々以上に、健康維持にとって必ず得になります。

2.おかわりをしないこと

おかわりは、【欲】から生じます。体が栄養を欲しているわけではないのです。その時の欲をやりすごせば、しばらくすると満腹感は得られます。そして、食べ過ぎたことを後悔する必要もなくなります。

3.オーツ麦のふすまを一日大スプーン3杯摂取すること

オーツ麦のふすまは、低糖質な高食物繊維質食品の代表格です。胃の中で膨張して満腹感を与え、糖の急激な吸収を防ぐクッションとなり、インスリンの急激な分泌を防いで、脂肪を溜め込むことをふせぎます。

腸の中では腸内細菌の餌となり、水を蓄えてお通じを助けます。

日本では手に入りにくい食材ですので、手にはいらない場合は、それにかわるような食物繊維を豊富にとるようにしましょう。

4. 週に一回タンパク質食材のみ日を設ける

タンパク質食材のみの日は、体に溜め込んだ余分なカロリーを消費する

機会です。この日を週に一日設けることにより、余ったカロリーが脂肪になりきって蓄積する(太る)ことを未然に防ぎます。

7日間サイクルダイエットからリバウンド防止期へ

デュカンダイエット7日間サイクルダイエットの第三フェーズ、リバウンド防止期 

 
7日間サイクルダイエットは、オーソドックスバージョンに比べ、食べられる食材数が豊富でした。
 
そして、リバウンド防止期には、7日間サイクルダイエットと同じコンセプトを用いるため、移行はごく簡単です。
 
はじめにざっくり結論を述べると、
土曜、日曜、月曜は、減量期と同じように食べて、火曜日から金曜日まで、金曜日と同じ食材を食べる、ということを、減量キロ数一キロあたり10日間続ける、ということになります。
 
 

リバウンド防止期の基本ルール

 
水曜日(果物)、木曜日(玄米)、金曜日(チーズ)に食べていた食材を、毎日食べる。
土曜日(白米)と日曜日(自由)に食べていたものを、そのままかわらず週一回食べる。
 
 
です。
 
すなわち、土曜日と日曜日はそのままに、水木金の食べ物を、月曜と火曜日にも食べるということです。
 
そして、木曜日にはかつての月曜日のように、プロテインオンリーにする。
 
一番変化を少なく、シンプルにはじめるなら、土曜、日曜、月曜は、減量期と同じくそのままにして、火曜日から金曜日まで、金曜日と同じ食材を食べる、ということとなりましょう。
 
 

その他重要事項

 
リバウンド防止期の期間は、1キロ減量にあたり、10日です。
減量したキロ数が12キロの場合、120日間となります。
 
前半が60日、後半が60日と二分割します。
 
前半にはフルーツ一日1個、土日の食事内容が週一回ずつとなるのに対し、
 
後半には、フルーツ一日2個、土日の食事内容が週二回ずつとなります。
 
 

脳の中のセットポイントを痩せた状態に変更させるのが目標

 
とても長いような気がしますが、これは、脳の中のセットポイントを変更させるために必要な期間です。
 
脳の中のセットポイントとは、脳が、太っていた時の自分を理想的と思い、そこへ戻ろうとする力のことです。
 
この脳のセットポイントが、痩せている状態で固定された時に、第三段階、リバウンド防止期間は終了するのです。
 
そして、最後に第四段階となり、この段階になれば、脳は自動的に理想体重を維持しようとするので、食事も通常のものにできるのです。

リバウンド防止期について

痩せた後には欠かせない、リバウンド防止期

 
デュカンダイエットは急速に減量が可能なダイエットです。
しかし、そこであなどれないのが、リバウンド。
 
デュカンダイエットの第3段階リバウンド防止期は、最重要段階も言われています。
なぜなら、この段階を経ないと、ほぼ間違いなくリバウンドするらです。
 
 

リバウンドはなぜ起こるのか?

 
せっかく苦労して10キロ痩せても、またすぐに戻ってしまったら、元も子もありませんよね。
 
リバウンドを防止するには、なぜリバウンドが起こるのかを理解しなくてはなりません。
 
 
脳の中には、「セットポイント」があります。
セットポイントとは、脳が自分の体重を覚えていて、そこに常に戻ろうとする働きです。
 
 
暖房のサーモスタットにたとえてみましょう。
 
もし真冬の室内温度をサーモスタット付きのエアコンで30度に設定したとしましょう。
窓を開け放して気温が下がると、エアコンが稼働して室内を30度にしようとします。
30度は暑すぎるからといって窓を開けても、設定温度を変えない限り、窓を閉めればまた30度に戻るのです。
 
これと同じことが、脳でも起こります。
 
もしあなたがダイエット前に80キロだった場合、頑張って5ヶ月で60キロまで落としたとしても、脳の中のあなたの理想体重はまだ80キロのままです。
 
ダイエットを中断したが否や、脳はすぐに80キロへ戻そうと、あれこれ画策しはじめます。
 
食欲を増したり、高カロリーのものを欲したり、代謝を落としたり、あの手この手を使って、元通りの体重へ戻そうとします。
 
これに抗うことは不可能です。なぜなら、私達の意志の及ばない、自律神経やホルモン分泌の範囲でこの操作が行われるからです。
 
 

リバウンド防止期は一キロ減量に付き10日間

 
リバウンド防止期は一キロ減量に付き10日間必要です。
すなわち、あなたが10キロ痩せたとしたら、100日間は、リバウンド防止期というダイエットを継続しなくてはなりません。
 
この期間は、脳のセットポイントを、新しい体重へ再設定させるのに必要な期間なのです。
 
なので、もう痩せたからダイエットは終わり、リバウンド防止期は長すぎる、などの理由で、勝手にダイエットを中断しないことが大切です。
 
 
このリバウンド防止期を経て、新しい減量後の体重が、あなたの新体重として脳にセットされてはじめて、ダイエットは終了です。
 
その後、第4段階維持期となります。
そこでは、毎日のウォーキングと、オーツ麦のふすま、そして週一日のたんぱく質オンリーの日を設けることにより、自由で健康的な生活を保ちながら、スマートな体型を一生維持することが出来ます